エゾツリスゲ
Carex papulosa
カヤツリグサ科 県最重要保護
多古光湿原全域に多数の個体が生育しています。短い根茎を伸ばして大きな株を作っています。全体に柔らかく、葉は灰緑色で基部は白色を帯びます。雌小穂は長い柄があって垂れ下がります。北海道〜九州の寒冷地の湿地に隔離的に生育し、朝鮮、ウスリーにも分布します。多古光湿原は千葉県唯一の生育地であり、かつての寒冷期の遺存と考えられます。
Copyright(C)多古光湿原保全会
多古光湿原全域に多数の個体が生育しています。短い根茎を伸ばして大きな株を作っています。全体に柔らかく、葉は灰緑色で基部は白色を帯びます。雌小穂は長い柄があって垂れ下がります。北海道〜九州の寒冷地の湿地に隔離的に生育し、朝鮮、ウスリーにも分布します。多古光湿原は千葉県唯一の生育地であり、かつての寒冷期の遺存と考えられます。
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